GA将?開発日記~王理のその先へ~

ネタ勢最強を目指して絶賛開発中。

入玉指向の将棋プログラムの作成

 https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=78250&item_no=1&page_id=13&block_id=8

 去年のGPWの論文ですが、まだ読んでなかったので早速覗いてみました。

 「入玉ステップ数」という、「入玉するまで最低後何手必要か」を表す評価項目を実装して、入玉勝ちの割合を増やす事に成功したみたいですね。

 素のBonanza相手に勝率を落とす事無く入玉率が上がっているので、このアルゴリズムを真似てみるのもアリでしょうか。

 後は、上に書いた点数・敵陣の駒の数の評価と組み合わせれば、入玉率10%に手が届くかも。

この条件があてはまる入玉模様の局面は限られるため、これまで世界コンピュータ将棋選手権で入玉宣言が行われたことはありません(宣言が可能な局面が出現したことはあります)。

http://www.computer-shogi.org/blog/impasse_is_headache_for_computer/

 2007年の記事ですが、この後選手権で入玉宣言して勝ったケースってあったのかな? ちょっと記憶に無いですが、ひょっとしたら「選手権初の入玉宣言して勝ったソフト」って勲章が手に入る、かも。

 まぁ、どうせやるなら「勝った将棋は全部入玉だった」とかって方が面白そうではありますが。