GA将?開発日記~王理のその先へ~

ネタ勢最強を目指して絶賛開発中。

VS ssp(本将棋モード)

 マシン3台で同じ実行ファイル・パラメータで連続対局した結果です。GA将はほぼシングルスレッド*1です。対局相手のsspはGA将と同じそれぞれのマシンで動作させ、互いにPonder無しです。

 あと、i7マシンは学習プログラムやらなんやらが動いていて比較的高負荷状態。他は連続対戦のエンジンだけが動作している状態です。

CPU 勝敗 勝率 95%信頼区間
Core i5 2430M(2.4GHz/TB 3.0GHz) 187-4-125 59.9% 54.3〜65.4
Core i7 940(2.93GHz/TB 3.06GHz) 200-3-123 61.9% 56.4〜67.2
Atom D510(1.6GHz) 197-3-152 56.4% 51.1〜61.7
トータル 584-7-400 59.3% 56.2〜62.4

 Atomマシンの勝率が低いですが、これはおそらく探索速度の差が原因だと思います。GA将は元々読みが浅いので、CPUの速度向上が棋力の向上につながりやすい。逆にsspは元々読みが深いから、速度向上してもサチってあまり伸びないって感じじゃないかと。

 んで、トータルの勝率が約60%ですから、TDLeaf(λ)バージョンのパラメータ*2に追い付いたみたいですね。

 どーしよっかナ〜、今すぐfloodgateに投入するか、どこまで伸びるか見届けてから投入するか。ちと悩みますね。

*1:通常探索スレッドと、終盤だけ動く詰将棋専用スレッドが動作

*2:前回・前々回の選手権参加時のもの