論文「Evaluation-Function Based Proof-Number Search」読んだまとめ
http://d.hatena.ne.jp/issei_y/20100926/1285467964で紹介されてたの。
自分用のメモなので、ざっくり書いていきます。
1. イントロダクション
チェスとか、終局が近いとエンドゲーム・データベースとかPN-Searchみたいな特別な探索ルーチンを使ったりする。
2. 証明数探索
2.1 PN Search
PN Searchはヒューリスティック無しで有望そうなノードを選択する。
2.2 PN^2 Search
PN Searchは完全な探索木をメモリにストアする必要があるのが不都合だね。
PN*、PDS、df-pnといった深さ優先の証明数探索が提案されている。これらとは別の深さ優先バージョンがPN^2である。これは、少ないメモリでも動作する。
3. 証明数・反証数の初期化
前の節で述べたアプローチはナイーブだが、証明数・反証数のベターな初期化方法があるよ。
3.1 別の初期化テクニック
ここら辺まで読んだ所で、論文のタイトルの意味が「評価関数ベースの証明数探索」だと気付きました。「証明数探索ベースの評価関数」ではなく。
詰将棋ルーチンの強化は優先度低いんで、ここらで読むのやめます。
ただ、証明数・反証数を評価値計算に使うってのはひょっとしたら有効かもしれないんで、一度試してみます。