探索深さと思考時間の関係
手持ちの棋譜から適当に一局選んで、50手目の局面で反復深化で1手〜6手まで読ませてみました。んで、この時「…深さnで読む→もう一度深さnで読む→深さn+1で読む…」と、各深さで2回読む様にしました。
これだと、2回目の探索ではほぼ100%ハッシュヒットし、理想的なαβ探索の動作*1になるはずです。
んで、深さと探索時間の関係はこんな感じ。縦軸の単位はミリ秒です。
どうも、100%ハッシュヒットしても、高々2倍程度の高速化しかしないみたいですね。
と言う事は、ムーブオーダリングを頑張って改良しても、やっぱり高々2倍の高速化な訳で…やば、探索をいじるモチベーションが無くなってきた。
うーん、どうしようかなぁ… Aspiration SearchとかMTD-(f)とかが有望かな?
*1:全ノードで、最善手を最初に読む