GA将?開発日記~王理のその先へ~

ネタ勢最強を目指して絶賛開発中。

Nehalem予想記事@PC Watch

 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0927/kaigai389.htm

 あくまで断片的な情報からの予測でしょうが、読み物としては面白いと思います。

 Penryn*1とNehalemのダイ写真からコアの大きさの比率を1:1.5と予測していますが、そのうち5%前後はSMT*2による増加として、その他がどういう改良による増加分か、というのが記事の主題みたいですね。

 デコードしたμOPsを保存するトレースキャッシュを改良するんじゃないかとか、64ビットにあわせてデコーダ周りを改良するとか書かれていますが、現状のCore MAを見る限りでは割と予測が当たってそうな感じです。

 あと、 ポラックの法則によれば「トランジスタ数がn倍になった時の性能向上率は√n倍」らしいので、コアのサイズが1.5倍になると性能は1.2倍ですか。

 この通りに素直に性能が伸びるといいんですが、YSSベンチの結果*3を見る限りではコンピュータ将棋には当てはまりそうに無いですし、実際の性能向上はもうちょっと控えめになるかもしれませんね。

*1:次世代Core 2 Duo/Quad

*2:1つのコアで複数のスレッドを動作させる技術。NetBurstHyper-ThreadingはSMTの一種

*3:Core DuoCore 2 Duoのクロック当たりの性能がほぼ同じ