Nehalemのメモコン・AMDのコプロセッサ・PS3での分散コンピューティングなど。
時間が無い AND 目が痛いので簡易更新、の予定です。
Nehalemのメモリコントローラ
the INQUIRERより。
ザクっとまとめると
- Stoutland(Xeon MP系?)では1ソケットあたり5チャネルのFB-DIMMコントローラを統合。
- Thurley(Xeon DP系?)では1ソケットあたり3チャネルのDDR3コントローラを統合。
- ノート向けでは非統合。
- デスクトップ向けでは原則非統合。ただし、Extreme Editionのみ統合。
ってな感じですが・・・まずこれ、全部Intel以外のソースからの情報(≒噂に近い)という事。多分。
いやほら、私は英語読解力が不自由してるので*1。
詳しくは原文を見てもらいたいのですが、INQUIRERが上記の内容を「実際どうなのよ?」と聞いたらIntelは「将来の製品についてはコメント出来ない」という型どおりの返答をした、って風に私は理解しました。
それと、その噂の内容にしても
- なぜXeon DPでDDR3を使うのか? (こういう時の為にFB-DIMMを推進してたんじゃない?)
- 最近のIntelの姿勢を見ていると、デスクトップ向けに複数のプラットフォームが混在するのを避けたがってないか? (なので、Extreme Editionのみ統合して別プラットフォームにするのは変な感じがする)
って疑問があります。
で、私の予想。
- Xeon DPもFB-DIMMで行く。ただしXeon MPよりチャネル数は少なくなる(3〜4チャネル?)。
- デスクトップは当初はハイエンド付近のみリリースだろうから、そいつらは全部メモコン統合。
- デスクトップのミドルエンド以下のCPUをリリースする時にメモコン非統合バージョンのプラットフォームを作る。
ちなみにソース無し。技術的には筋が通ってるはずですが、噂に対する予想の根拠を書いてもあまり意味が無さそうなのでパス。
つー訳でこの件に関しては「まだ噂段階。ただ、噂になる程度には開発が進んでる。」ってのが私の結論。
AMDのTorrenza
CeloxicaのHTXカード「RCHTX」はXilinx製FPGA「Vertex-4」を搭載しており,Vertex-4をプログラムすることで,さまざまな用途に対応するコプロセッサとして機能させられる製品だ。CPU単独で計算するのに比べ,財務処理(モンテカルロ法を利用した投資関係のシミュレーション)は24倍,石油・ガス探査における人工地震データ処理は26倍,遺伝子探査の処理では64倍もの高速化が達成できるという。
http://www.4gamer.net/news.php?url=/news/history/2007.03/20070314223522detail.html
らしいです。この製品は、というかこの会社は、“一般的なプログラミング言語”で作成したコードを元にFPGAの回路を作成可能だそうで、敷居が低くてよさげです*2。
私の場合、コンピュータ将棋の速度が24倍になるなら30万円までなら出せます。
ただ、評価関数を変更した途端にその投資がパァになる可能性もあるので、実際には結構バクチですが。
それから、ASCII.jpを見るとカード上にDVI出力とギガビットイーサのコネクタがあるそうで、個人的に一番気になるのはその用途だったりします。
PS3での分散コンピューティング(Folding@Home)
PC Watchより。
Sonyの中の人が「Cellはゲーム機だけのものじゃない、分散コンピューティングに使う為のプラットフォームだ!!」みたいな事を言ってた覚えがあるのですが、ようやくちょっと実現しましたね。
だれかShogi@Homeとか作りません?
まとめ
結局だらだらと書いちゃいました。こんなだから評価関数が肥大化するんですよ・・・