昨夜の続き
http://d.hatena.ne.jp/Gasyou/20121030/1351612797
酔いが覚めてみると一つ見落としていたのに気付きました。合議クライアントの多様性が失われる危険性があります。
まず、合議で強くする為に必要なのは、「各クライアントの正解率を高める」事では無く「各クライアントが同じ間違いを犯す可能性を低くする」事だと考えています。
例えば8クライアントで合議する場合だと、仮に2クライアントだけが正解した(最善手を選んだ)場合であっても、残り6クライアントがそれぞれバラバラの不正解を選べば最善手を指せる事になります。
つまり、「同じ様に正解し、同じ様に間違える」クライアントより「間違える時はそれぞれ異なる間違え方をする」クライアントの方が望ましいです。
ですが、昨夜書いた様に最善手の情報を共有すると、どのクライアントも同じ様な読み筋になり、結果的に没個性なクライアントになる可能性があります。これはちとマズイです。
…で、その解決策ですが、何も思い浮かびません。と言うか、本当にこういうマイナスポイントがあるのかどうかすら不明です。
という訳で、結論としては「実装して実験してみないと分からない」になりました。物は試しで、シングルクライアントでそこそこ強くなったら試してみます。