合議における内部局面の最善手共有によるReduction抑制
酔った勢いで書いてるんで色々読み抜けとか考慮漏れとかありそうですが、思い付いたんでとりあえず書いてみます。
まず、現在のGA将の思考ルーチンは全幅探索*1+LMRの部分と、全幅末端での2段階静止探索になっています。
で、LMRで重要な手を短縮してしまう危険性があるので、これを何とかしようというのが今回の主旨です。
やる事は単純で、通常の置換表の一部に「各合議クライアントの最善手」を保存する領域を確保しておき、自分以外のクライアントが最善と判断した手は短縮しない。これだけです。
擬人化するなら「私はこの局面ではこの手が良いと思うから、みんなその手はちゃんと読んでね」って情報を共有する為の黒板がある感じです。
元々、合議クライアント間で何らかのコミュニケーションが出来れば棋力向上に繋がるんじゃないかと漠然と考えていましたが、今回はその第一歩って感じです。
…ちなみにGA将に実装するのはひょっとしたら次回選手権後かもしれません。現状ではシングルクライアントでも弱すぎるんで、合議に割いている時間が無いですし。
まずはfloodgateでgps_normalに並ぶ位まではシングルクライアントでやって、その後合議&今回のアイデアの実装ですかね。