前提条件付きの探索って出来ないかなぁ
えー、まずは自分の指した将棋から、課題になっている局面図の一部を抜粋。"v"付きが後手の駒です。
9 | 8 | 7 | 6 | 5 | |
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v玉 | 一 | ||||
v金 | 二 | ||||
v角 | v金 | 三 | |||
飛 | 四 | ||||
角 | 五 |
先手の持駒は香車が一枚、後手は持ち駒無しです。手番は先手。
んで、ここでまず浮かんだのが8四香ですが、それだと7四金か7四角で飛車を取られるんで良くないです。
という訳で次に考えたのは「7三の金にピンをした状態を保ったまま指せる手は無いか」って事なんですが、そういう思考をコンピュータ将棋にさせれないかな、と。
手順としては、まず局面を分析してポイントになっている条件*1を明確にする。次に、その条件を崩さない指し手の中から良さそうな手を選ぶ。最後に、条件を崩す手の中から「条件を崩す事による評価値のマイナス分*2を上回るメリットのある手」があれば、それを選ぶって感じでしょうか。
…ただなぁ、これって局面分析に時間がかかるでしょうし、そもそもどうやって分析すれば良いのかも不明ですから、自分では実装出来ないでしょうねぇ。てか、局面分析するより全幅で力づくに探索した方が速そうだし。
……自分的に理想のパターンは、卒論のテーマに困っている優秀な学生さんがこれを実現してくれて、その成果が公表されるとスッゲー嬉しいんですが。どっかにそういう人いないかなぁ。